カザフスタン首都アスタナ20周年!

2018年5月21日

カザフスタン首都アスタナ20周年

国立アカデミック図書館で行われた記念行事に参加してきました。

カザフスタンは旧ソヴィエト時代(1948年~1989年)約40年間、

空、陸、地下で456回の核実験が行われ、多くの周辺住民が何も知らされないまま

被曝し、今もなお癌や白血病などの病気に苦しんでいます。

1989年に核実験場閉鎖を求める「ネバダ・セミパラチンスク」運動の中で

多くの住民に歌われ、大きな力となった「ザマナイ」という歌を日本語で歌ってきました。

記念行事には、「ザマナイ」の作詞家U.Esdauletov氏と、作曲家T.Muhamedjanov氏が

来られており、聴いていただきました。

ヒロシマ、ナガサキだけではなく、放射能(核)の脅威に遭ったものは皆=ヒバクシャである。

「ザマナイ」を歌っている中で、カザフスタンと日本…同じ痛みと同じ祈りを持っていると

深く感じる事ができました。

同じ痛みと苦しみを子どもたちの未来に繰り返されないように…祈りを込めて

歌い続けたいと思います。そして、この「ザマナイ」を広島から発信したいと思い、

CD制作に取り掛かっています。

ザマナイ

作詞:U.Esdauletov 作曲:T.Muhamedjanov

日本語共同訳 小畠知恵子(ヒロシマセミパラチンスクプロジェクト)

アケルケ・スルタノバ

演奏 小栗生也

ジャケットデザイン(ちぎり絵)村田榮子

 

 

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